夜の公園で出会った素敵な彼女の思い出エピソード【part1】
僕、周りの人に嫁の自慢をすることが多いんですけど、
そういう時必ず聞かれるのが「どうやって出会ったの?」です。
多分これから記事を読んでいく中で、そんな事を思う人がいるかもしれません。
なので前もって、僕と嫁の出会いを書いておこうと思います。
まずは僕の生い立ちから…
神奈川県のとある田舎。
そこにある小さい産婦人科で僕が生まれます。
夜20時くらいだったかな?
しかし、両親にしてみれば思わぬ妊娠。
そもそも結婚すらしていませんでした。
そこからいろいろあり、幼い時に両親が離婚。
僕と2歳下の弟は、父方の家に引き取られました。
(弟いつ生まれた!?というのは置いといて)
その後、父と父の祖父母に育てられ普通に育ちます。
小、中学校では勉強も運動もまさに真ん中。
顔も普通で、誰とでもそこそこ仲良くする感じの子です。
性格にもこれと言って目立つものはありません。
高校には進学後、好奇心が強くなり色々な事にチャレンジしました。
生徒会、バンド、ハンドボール、美術。
やった事がない事をしたくてウズウズしてました。
夜遊び、ナンパ、自転車で遠出なんかもしましたね。(笑)
しかし2年生に進級した直後に中退。
中退の理由は「自分には合わない」という曖昧なもの。
その後は働くわけでもなく、地元の友達と毎日夜遊び三昧。
何か悪さをするわけでもなく、良い事をするわけでもなく。
ただその場に身を任せ、毎日ぷらぷらしてました。
こうやって書き出してみると、結構ダメな奴ですね(笑)
こんなダメな僕を修正してくれたのは、嫁でした。
嫁との出会い
嫁との出会いは、ちょうど高校を辞める1カ月前でした。
出会いは偶然。
地元の大きな公園で、友達数人と一緒に声をかけた女の子グループに嫁はいました。
夜間の高校に通っていた彼女は、授業前に友達と遊んでいたそうです。
すぐに打ち解けて仲良くなった僕たちは、彼女の授業開始まで一緒に話して盛り上がってました。
別れ際に連絡先を交換しようとした所、僕の方が充電切れ。
仕方なく電話番号だけ教えて、「後で電話して」とその場を去りました。
この日、彼女から電話はありませんでした。
今思えば、電話が無くて良かったと思います。
次の日、昼過ぎに目を覚ますと彼女からの着信履歴。
すぐに掛けなおすと、
「昨日は電話できなくてごめんね!学校の後、家に帰ってすぐ寝ちゃった。」
その声は寝起きなのか、弱弱しく透き通るような、それでもしっかりと耳に残る少し変わった声でした。
僕は顔もまともに覚えていない彼女に、無性に会いたくなり
「今日この後時間ある?どこか遊びに行かない?」
と誘いました。
待ち合わせは地元の駅。
柄にもなく1時間前には待っている僕。
そこへ彼女は遅れてやってきました。
「遅れてごめん!かなり待ったよね?」
そう言われて僕は、
「大丈夫!僕も遅れてきたからおあいこだよ」
とカッコつけてました。
本当は1時間半待ってます。
でもそんな事はどうでもよかった。
彼女が目の前にいるから。
この日は2人でカラオケに行きました。
実はこの時、僕は下心ありまくりです。
「あわよくばこのまま…」
なんてバカな事を考えていました。
しかし、僕は知らないことがあります。
彼女は…